SIDI 個々のパーツを愛でるような、それいて機能もしっかりと吟味されている伝統美に心奪われた雨の昼下がり

何故か身の回りにチクリスタが急増、しかも本格的なんだから、もうっ…
久し振りに訪れた吉祥寺。玄関フロアにさりげなく置かれているシューズに釘付けされてしまいました。この流れるようなライン、ベルト締めるときの機能、アジャストできる足に当たる部分。どれを取っても必要最小限に集約したような美しさにあふれてました。MIGNONを入手してチクリスタの入口のずいぶん手前にいる私ですが、こういうのを見てしまうと心が疼きますね。時計、オーディオ、靴、クルマ…もう際限ない世界も、自転車なら少ない投資で最大の喜びが生まれ、しかも風と一体となった世界をも手にすることが…様々な方の話を聞くたびに、ああそうなのか…心も高ぶりますね。

このシューズひとつにしても、長い自転車の歴史=文化の中から必然と生まれてくるデザイン+機能なんでしょうね。その機能のひとつひとつに真っ当な意味があり、そのことを丁寧に説明を受けていると、私もアルプス越えも出来そうな気がしてくるから不思議です。

昔、アルファを手にすると《いいエンジン》《いい仲間》が付いてくるといった美人レーサーがいましたが、自転車も同じことが言えるんだね、きっと。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です