西葛西「卍力(マンリキ)」のスパイシー・特製ラー麺のただならぬ奥深い響きにささやかに喜びをみつけて

公式PVを見ていたらいてもたってもいられず
西葛西って近いわりに今まで馴染みがなく、おそらく初めて行く場所。IT系のインド人が数多く住んでいるが、街全体がそうなってはいない印象も意外。それはともかく、偶然見つけた公式PVを見ていたらいてもたってもいられずママボリンケンを誘ってクルマで西葛西へ。土曜日の昼時なのでもうすでに行列(外に15人、中に5人)。40分ぐらい待ってようやく着席。

スパイシー・特製ラー麺(もやし1.5、チャーシュー2枚、半熟玉子)
スパイシー・スパイシーラー麺(パクチー多め)
私はスパイシー・特製ラー麺(もやし1.5、チャーシュー2枚、煮玉子=全部のせ)、ママボリンケンはスパイシー・スパイシーラー麺(パクチー多め)を注文。カウンター越しに忙しそうに動きまわる二人を見ながら、あっ店主はPVの様に頭が「卍」だとか、スープの配合や盛り付けをチェックしてました。

まずはスープを一口。辛いというよりも複雑に絡み合ったスパイスとスープは喉越しにほのかな甘さが残る奥深さ。これを何度か繰り返し麺を絡めると、さらにいくども訪れるエクスタシー。ニラともやし炒めは油を切っているのでくどくなく香ばしく、二枚重ねのチャーシューは口の中でとろけそう。ブロッコリーも何故か入っていて、この辺にもセンスのようなものを感じました。

おいしいラーメンを食べて、ぽわんとしてしまいました。
思ったよりも後味もすっきりとしているので、次回は特製にパクチーを多めにトッピングしてみようと思ってます。

ここのスープは八丁堀にあった
幻の「真好味(しんほうみ)」を思い出させます

澄んだスープにチリチリ麺に大振りのチャーシューと絹さやがうれしい醤油味。これと、貝柱のお粥のセットが実に良かった。または、もやしたっぷりの辛味みそみそラーメン。こちらは、大盛りで。いつも行列の隠れた名店でした。みそは辛さの中段々とにわずかな甘さがとてもおいしく、暑い日も寒い日も月に何度も通っていました。

店内は、有線で古いラテンが流れていて、一度だけ「お好きなんですか?」と聞いた事がありました。(ご主人が亡くなったあと、今は居抜きで「昭和」という名前になっていますが、この味は味噌ラーメンとして引き継がれてます)

■卍力(マンリキ)
東京都江戸川区西葛西3-16-5 スワームマンション 1F
 月~金:17:00~24:00 
 土日祝:11:30~15:00、17:30~22:00

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