Adios Alfa156 TS AZZURRO NUVOLA 1998.9.21-2014.12.21

16年3ヶ月の蜜月の終わりは突然訪れて
久し振りの蓼科小旅行中での予期せぬエンジントラブル。修理費が思いのほか高額なために熟考を重ねた結果、泣く泣く手放すことになりました。

アルファな仲間たちとの出会いと思い出、年に数回の帰省、蓼科や南房総への道すがらで出会う四季。太陽の光を浴び、朝にはブルー、夕暮れには金色に輝くボディー。不思議な高揚感に包まれるエンジン音と切れ味のいいコーナリング。


数年間憧れていたアルファロメオを手にした時の心の震えををいまだに忘れることができません。数日間は茫然と灌漑にひたりこんでいました。

まるで新車のようにひっそりと甲府のディーラー内ピットに置いてある156にそっと別れを告げた時の例えようもない悲しみ。ありがとうと心のなかで呟いて一回だけ振り返るのが精一杯。

再び、アルフィスタに戻れるのかなぁ?

「アルファを手にすると素晴らしい友とエンジンを得ることが出来る」

そう教えてくれた女性の言葉を今も繰り返すばかり。

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