一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 眩いばかりの基本の自由が丘 人の心と食い物の結びつきは思うように解けねぇってことよ、のぉ(鬼平犯科帳 『正月四日の客」より)

眩いばかりの基本の自由が丘
ヒロポンを食べ続け自由が丘が恋しくなり、自由が丘を食べヒロポンに思いを寄せる。初めての人に必ずの応対が

澄んだスープとまったく濁ったスープがあるけど
どうしますか?

これがいつもの口上。でも、今日は、

どれを選ぶかは女の好みだだな

と、家元が私を振り返りながら屈託のない笑顔。

澄み切ったスープの秘密は自由が丘専用のカエシに加えて「バニラアイス」と呟きながら加えていた「アレ」に底知れない何かがあるのではないかと。キレキレのスープを一口、透明感あふれるスープになごみ先に進まないほど。「ほんっっとウマイなぁ」と思い留めることなく呟いてしまう。

一時間以上の移動で鬼平
音楽や読書しながらが多いけど、最近はもっぱら「鬼平犯科帳」。今日は「正月四日の客」、年に一度会う男と女に通う情感を、山田五十鈴と河原崎長十郎がタップリと見せる。ラストシーンの鬼平(中村吉右衛門)の名セリフ

人の心と食い物の結びつきは思うように解けねぇってことよ

なんか、シビレてここだけ三度観てしまう。がんこと私の結びつきも解けねぇってことよ、のぉ…

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