新型コロナウイルス自宅待機をシミュレーションしてみたが1日だけで悶々してしまった

三連休最終日
買い物は前日に済ませてあり、なんとなく外出したくない気分のため一日中家の中。ベッドで横になりながら「仁義なき戦い」1~4まで一気観。

仁義なき戦い 1973.1
仁義なき戦い 広島死闘篇 1973.4
仁義なき戦い 代理戦争 1973.9
仁義なき戦い 頂上作戦 1974.1

劇場~VTRと何度も繰り返し観ているが、勢いに引き込まれ今回は深夜から昼にかけて一気。2作目はキレッキレの千葉真一、北大路欣也が素晴らしくどちらかといえばスピンオフ的存在。筋を追うなら1、3-4だろうか。持っていきようのないエネルギーが炸裂する1作目の菅原文太(ラストの「弾はまだ残っとるがよう」はシリーズ屈指の名セリフ)、泣いたり喚いたり睨みを利かせたり狡猾な金子信雄、凄む小林旭と成田三樹夫。たった1年間でこれだけの作品を作り上げた深作欣二の才気。我を忘れて抱かれる渚まゆみ、幸薄い中村英子(実生活では24歳で自殺)のことも気になった。

映画公開から数年後、初めての勤務地が広島。正直言って怖かった。普通にあの広島弁で話しおるけ、そうがぁなもとうらん、かばちたれよったら…ぶち、大義いけぇのぉ…。色々当時のこと思いだしてしまった。

玄関も開けず、外の空気を吸ったのはベランダから対岸の桜も咲き始めたのを見た時だけ。1日いただけで気分が憂鬱になる(そんな映画を観ていたので)。子供の自宅待機が続けば家中が悶々としてしまうことも実感。金曜日はお花見を兼ねて徒歩で買い物。桜の周りも、近所の公園も解き放たれたような家族連れが楽しんでいた。こうして幾多の大きめの公園や川沿いの遊歩道があるだけでも幸せなのかもしれない。

きれいな夕日、おいしい黄身酢あえ(蒸しエビとアボカド)でようやく長い一日をを終えることができ安堵。

—-
オリンピック中止ではなく延期(年内、1年後、2年後は未定)に向かうことが決まった時点での小池知事の発言。「都内で爆発的な患者急増(オーバーシュート)した場合に、東京封鎖(ロックダウン)…」狡猾な後出しジャンケン。聖火リレーはクルマ移動。どれも馬鹿げた話。(2020.3.24 9:29追記)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です