境川のミケ
もう随分前から目にしている三毛猫。境川沿いの通りがかりの人にやさしくされているせいか人懐っこい。帰り際には夕涼みしている姿を見かけることが多く、決まってじっと目が合ってしまうと自転車を停めて、つい寄ってみてしまう。お魚もらえるかなぁ…なんて感じで釣り人と微妙な距離を保っている姿も愛らしい。
西新宿のミケ
先月に見かけた時に目が合って以来気にしていた。都会の猫はちょっと神経ピリピリ。それでも目線を下げてあげるとフレンドリー。西新宿のOLさんたちが保護活動をしていて、先週に無事に保護~里親が見つかったそうだ。
どんな経緯で野良猫になったかどうかはそれぞれの事情があるにしても、その寿命は短いらしい。また、調べてみると、三毛猫は遺伝子の関係上メスが圧倒的に多いとある。スーパの中にあるペットショップで、ロシアンブルー、ブリティッシュショートヘアとかいいなぁと思っていたけど、三毛猫ってどこか愛嬌があっていいじゃないのかなぁ…。
村上春樹の短編
猫を棄てる 父親について語るとき
猫を一緒に棄てに行ったのに、帰宅するとその猫が出迎えてくれた話をきっかけに始まる、父親の話。私と父親の関係も、家の中では大きな存在だったことは頭では理解していたつもりだったが、私も父親とは心の底から分かりあえていたかどうか分からない。そして、家族にも決して話そうとしなかった戦争体験。
父親が亡くなった年齢に自分が近づいてきている今、父親の存在がどのようなものだったことも、もう一度考え直してみたい。読後そんなことが気になって、色々とまとめておきたいと考えている。
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