CHICA BOOM 12inch Chica Boom 1991 メジャーデビュー前の12inch盤をネットで偶然見つけ、当時の甘酸っぱいこと色々と思い出してしまった

生のサルサを求めてクロコダイル
デル・ソルのソリッドなリズム、思わず腰がうずくロス・ボラーチョス。生で見るサルサはクロコダイルが初めて。リズムのコンビネーションはこうしているんだなぁ…とか食い入るように見ていた。そのうち、デル・ソルの熱心なファン=追っかけをしていた現役JKと知り合い夜な夜なサルサの話をしていたことも懐かしい。そのJKの急激な成長にハラハラドキドキも。

90年代前半は東京の街でもサルサが盛り上がっていた時期ではないかと。キューバからバンドがライブハウスに3ヶ月単位で来ていて熱心なファンが燃えて=萌えていたのは92〜93年頃の話。クロコダイルに出入りしているうちにデビュー前のチカブーンを知ったのは90年の初め頃だと思う。女性のサルサバンドが珍しくて驚いてしまった。

30年前のメジャーデビュー前の12inch盤
クロコダイルでカセットでサンプルを配っていた(もしくは販売していた)のをよく聴いていたけど、なんとネットで河村要助さんがデザインした同ジャケットの12inch盤を発見。懐かしくなってゲット。しかも、ジャケット〜盤のコンディションもほぼ未使用状態。プレーヤーを持っていないので聴くことはできないけどSpotifyで聴けるから、まっ、いいか。その後残念ながらメジャーデビュー盤では要助さんの描いたバンド名ロゴだけ採用されて少しがっかりしたことも覚えている。

<…幸せ(はっきりいってちゃえば、自分一人、幸せにできない女には、男の幸せの面倒なんか見きれん、ということだ)の音楽を追求していってほしい。そこにはりあうのも、チカ・ブーン・ファンの醍醐味なんだからして>スペイン語、英語にも訳された、真保みゆきさんのライナーノーツは、ライナーを超えてエールを送っているみたいで熱く響く。

その後、TVドラマ主題歌〜CMタイアップで<お茶の間にサルサを届ける>などの活躍。そういえば当時ファンだった小野かほりさんにサインをもらったりして、んもぉミーハーなんだから!とそのJKにひやかされてしまったなぁ。

セリア・クルースの「Mi Bomba Sonó」をカバーするなど今聴いても曲によってはヒリヒリする緊張感も感じてチカブーンを再認識。合わせてYouTubeでデビュー当時、結成30周年ライブを見つけて妙に盛り上がり中。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です