BRUTUS 特別編集 増補改訂版 山下達郎のBrutus Songbook

最高の選曲と最高の音質で
最高の選曲は膨大な達郎さんの知識から、最高の音質はラジオで聴いた時にグッとくること(決してオーディオマニア的な音質ではない=ここが大事)。ちょっと落語的な語り口で紹介されるマニアックな選曲が大好きで日曜日14:00(だからサンソン)によく聴いている。以前はMacにタイマーをセットしてMacに録音して、iPhoneで何度も繰り返し聴いていたものだ。

これは2018/2/15号を再編成し増補改定したリイシュー。テーマが8増えて全体で30となり、サンソン30年記念と相成ったわけだ。もちろん、テーマのセレクトは達郎さん自身。ラジオでの含蓄のある語りを書き起こしてあり、まるで目の前で話しているように感じてしまう。これまで、知らなかったテディ・ランダツォやジェリー・ラゴヴォイの収録、新たなキング・トーンズ、ロイ・オビーソンが特にうれしい内容だ。休日でのんびりとテーマごとに色々聴いていくのが楽しみだ。そうそう、恒例の「年忘れ夫婦放談 with 竹内まりや(12/18、12/25)」「新春放談with 宮治淳一(1/1、1/8)」は忘れずにチェックしておかないと。

Do-Wop
Jazz
Japanese Rock
Mann & Weil
Curtis Mayfield
Lieber & Stoller
Carole King
David Gates
Bruce Johnston
Tom Dowd
Teddy Randazzo
Anders & Poncia
Ashford & Simpson
Gamble & Huff
Thom Bell
Arif Mardin
Roger Nichols
Jerry Ragovoy
Ellie Greenwich
Ray Bradbury
Tokiko Iwatani
Jimmy Webb
<NEW>
Easy Listening
Gibson / Fender
Johnny’s
Wall of Sound
Jerry Ross
Roy Orbison
The King Tones
Scott Walker

2件のコメント

達郎さんに同感。
流行りのハイレゾリューションではなくLow-Fiなラジオも聴きますが、時々グッとくるような音に出会うことがあります。人間の五感て不思議。

聴こえていない音が聴こえてくるって、その時の感性だったり気分だったりもしますね。スペックだけでは解決できないところも音楽の魅力なんですネ、きっと。

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