72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶 激動の音楽生活を一気に読んでしまった

はちみつぱいの衝撃
2009.10にリリースされた『THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974』に収録された仙台のステージ(72.12.18)を観ているはず。当時聴きまくっていた『Live Dead』のようなインプロで始まる「こうもりが飛ぶ頃」に衝撃を受けたことを今でも生々しく覚えている。確かラジオで中継されたのをエア・チェックして繰り返し聴いていた。唯一のスタジオ盤には未収録の「煙草路地」も大好きな曲だった。合わせて、あがた森魚の『乙女の儚夢』もよく聴いていた。

鈴木慶一さんの、音楽との出会い、はちみつぱい〜ムーンライダース、幸宏さんとのコラボ、映画音楽、CM。激動の音楽生活と東京の周辺=湾岸エリア(はっぴいえんどは山手線内)の風景。1951-1974、1075-1983…とクロニクルに本人から語られる内容はとても貴重な話ばかりで一気に読んでしまった。

ムーンライダースには、激しい思い入れはなかったが、1979年の『MODERN MUSIC』(特にB面)が一番好きで車の中でもよく聴いていた。今久しぶりに「モダーン・ラヴァーズ」「バック・シート」「鬼火」を聴いて、海沿いの高速道路〜なだらかな坂の上にある家の照明〜妙に切羽詰まった気分とか想い出してしまった。

日比谷野音でムーンライダーズを観たのは、1996年の20周年(6/2)だったか2006年の30周年(4/30)だったのか….。

■72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶
https://blueprint.co.jp/lp/suzuki-keiichi-no-kioku/

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