
取材中の姿勢や真摯な気持ち
かしゆかがCasa BRUTUSで連載、時折インスタでも紹介していた、日本の美しい手仕事を巡る旅が特集号として発売。入院直前に書店で見つけ、リアルストアが渋谷スクランブルスクエア11Fの中川政七商店で開催を知る。最終日になんとか訪れることができた。

全国54か所の工芸品を展示・販売。1時間あまり、手に取って、その感触に触れることができた。紙面上ではかしゆかの取材記事が、誠実で真摯な姿勢をも浮かび上がらせてじっくり読ませる。伝統に留まらずに、変化していく物づくりへの共感は、Perfumeでの活動にも投影されていると思う。因州・中井窯の染分三色八寸皿の色使いはもしかして、「Time Warp」の衣装に引用されているのではないだろうか。
事前にもっと時間があれば予めきちんと予習して=特集を読み尽くして行きたかったが、特集を手にしたのが最終日前日だったのが残念。それでも、タダフサの「青紙鋼 口金付梨地洋包丁 牛刀180mm」をケースから出していただき、手に取り感触を確かめることができたのは大きな収穫だった。


特別公開されている資材映像のかしゆかがとてもチャーミングで何度も繰り返し…。