必要な情報が必要な時に手に入らないおかしな世界
止めることのできない原発の暴走。原発そのものと、原発を取り巻く政治、経済、報道、全てが暴走している異常な世の中に生きている。正しいデータをきちんと出すことで、正しい判断ができるのですが、曖昧な言い方で誤魔化されて=落ち着かせようとしているのだろうか。もはや、そんなの誰も聞きたくないと思う。
週間金曜日の記事にありましたが、にオーストリア政府の気象局がIAEA(国際原子力機関)と協力し、放射性物質を含んだ大気がどのように移動するかシミュレーション。そして、オーストリアの気象地球力学中央研究所(ZAMG)は、東京電力の福島第一原子力発電所の事故により、大気中に放出された放射性物質の量が、チェルノブイリ原発の事故(1986年)をすでに超えているとの見方を示しています。また、大量のヨウ素131、セシウム137も蒸気となって放出されていると発表しています。チェルノブイリ~キエフの距離は日本列島の距離とほぼ同じであれば、日本の未来なき未来も見えてきそうです。
ZAMGのサイトに行くと、平和そうなオーストリアの天気予想が表示されますが、検索欄に「FUKUSHIMA」と入力すると、原発関連の記事が表示されます。日付の新しいのが最新となります。ドイツ語なのでchromeとかで翻訳すると概要が分かります。そして、ページ最下部のDOWNLOADをクリックすると、放射能物質拡散のシミュレーションした動画を見ることができます。(日本とオーストリアの時差は-8時間/サマータイム時は-7時間)
何故、オーストリア?と思っていましたが、IAEAの本部ってウィーンにあるんですね。それで、いち早く手を打っているのか。原発を推進している側が原発のチェックをしているおかしな世界に、やはりロスチャイルド人脈がからんでいるのだろうか。週末は、この辺も色々調べてみたいと思います。
http://www.zamg.ac.at/
http://www.zamg.ac.at/aktuell/index.php?seite=1&artikel=ZAMG_2011-04-07GMT11:17
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