緊急入院、そして無事退院

なんと、その場で入院!
熱が下がらず(最高39.9度)、血圧は94〜71、深夜に大汗で起き、食欲もなく悪寒が続くため仕事を休み、週末再びかかりつけの病院へ。血液検査の結果CRP値が上がり容態悪化が確認され、その場へ紹介状を書いていただき30分後に順天堂大学病院救急診療科へ。血液検査〜エコーの結果、肝膿瘍かんのうようによる敗血症性ショックと診断されその場で入院。2晩集中室(面会謝絶)で過ごし消化器内科へ移動。肝臓に膿が直径8cmほどありと診断され夕方緊急ドレナージ処置手術。救急治療科から消化器内科までのスピード感は驚くべきだった=それほど急を要したのかもしれない。

4回/日(0:00、6:00、12:00、18:00)抗生剤・細胞外液点滴、ドレーン処理、1日おきのリハビリ(結構ハードで筋肉痛)を繰り返す。途中、心臓エコーを数回行った結果、懸念していた心臓への膿の塊Vegetationもなく感染性心内膜炎IEもないことを確認され安堵する。入院6日目から急に容態が良くなり、8日目から歩行許可がおり自由度も増し精神的にも楽になった。窓際の部屋から大きな虹が見え看護師さんらと一緒に見たり、実は5年前に入院した部屋の真下だったりと偶然にやや驚く。食事はまぁまぁだったけどビーフカレー盛り付けは自分でも出てきて思わずニンマリしてしまった。

入院12日目夜にドレーン抜出。処置自体は呆気なく終わり気が抜けてしまったほどだった。処理後に今後の注意点などのレクチャーを受ける。翌13日目10:00に退院〜清算し帰宅。入院時に限度額適応認定証の手続きを行っていたので、あっという間に清算が終了したのには驚いてしまい、加えてここ数年間でシステムがかなり進化していたことを実感してしまった。

ママボリンケンの実家からのメッセージ、心配してメールをくれた友人たちのメッセージも心の支えでもあり深く感謝。そして、主治医と担当医(共に女性)、献身的で個性豊かで愛情一杯の看護師さんたちにも感謝。休みの関係も含め会社とメールでやり取りをしている中でかなり有利な条件を提示され、流石大手は違うなと実感しありがたかった。

帰還後の久々の我が家。やっぱりお家はいいなぁと思いながら様々な姿で献身的に支えてくれたママボリンケンに感謝。夕ご飯は大好きなマカロニグラタンと新玉ねぎとサーモンがしみるほどおいしかった。

余談…病室はWi-Fiが可能で5日で300円。持ってきてもらったiPad Proでガンニバル シーズン2(圧倒的に美しい恒松祐里つねまつゆり=『全裸監督シーズン2 乃木真梨子役』『タイトル、拒絶』で大注目していた)を完結まで一気に、ヒッチコック(三十九夜、バルカン超特急、海外特派員)、ダークナイト ライジング(アン・ハサウェイに再びうっとり)、南沙織、紅子さん、バッド・バーニー…を観ていた。読みかけだった『チェ・ゲバラ 革命の人生 上』もじっくり読むことができた。