キリンジ SUPER VIEW 弟泰行の脱退を知って聴く新譜の複雑さはやけにストレートでシンプルでもって行くにまかせた手触り

どうしてと尋ねられても困るけど
キリンジを持て余している自分
初めてリアルタイムで手にするキリンジの新譜。もう、完全に後追いの私。大好きになった途端に届く弟泰行の脱退宣言。このことを知った時にはちょっとクラっときました。兄弟の関係、ソングライターとシンガーの関係。そのあやゆいバランスもキリンジの魅力だったのかもしれませんね。

色彩豊かなアルバムが出来ました(兄高樹)
キリンジ史上最もストレートなアルバムです(弟泰行)
で、新譜はひねりよりもかえってストレート。他人の身に起こったようなことすらも身近に感じることができるような。もっと、前に進もうとしている姿を聴いていたいと思う。公式サイトに「堀込泰行・来春脱退に関する大切なお知らせ」がありますが、慎重に言葉を選んだメッセージがかえって胸を打ちます。

何度か繰り返して聴いていると、ビーチ・ボーイズの「Sunflower」「Friend」の雰囲気。これからの、キリンジと弟泰行の音楽活動がとっても気になります。脱退前にもう一枚アルバムもリリースされるし、兄弟最後のツアー「KIRINJI TOUR 2013/10th AL」も見逃がせません。個人的に大好きな「いつも可愛い」(作詞作曲Vocals堀込高樹)を、やっぱり聴いてしまいます。

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