一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 荒木町総本家10周年スペシャルは毛蟹と乾燥ホタテ貝柱丸鶏のアンサンブルで味の輪郭が際立つ色気のある素晴らしさだった

荒木町総本家10周年スペシャル
はじめてがんこに行ったのがちょうど5年前の5月。荒木町総本家10周年ならどんなことでも駆けつけないと早朝からソワソワ。到着6:50で20名以内。まずまずの並びにホッとしていると、開店前には階段折返し。初めてきた美人外人女性もいて何かと盛り上がってきていた。さりげなく置かれていた乾燥ホタテ貝柱をつまみに「サッポロ 麦とホップ 東北の香り」もなかなか。

毛蟹10kg、乾燥ホタテ貝柱3kg、丸鶏5羽
一口すすっただけでやられてしまい、立て続けに五口。贅沢な食材が生み出すアンサンブルは味の輪郭を際立出させ、妙な色気も含む素晴らしいほどの旨さ。10周年スペシャルにふさわしい幕開けにうれしくなって「ウマいなぁ」と声が出てしまった。家元は、

誰が作ってもこれだから(毛蟹、貝柱、丸鶏)

と謙遜していたけど、毛蟹の甘さと貝柱の深みを包み込む丸鶏が織りなす懐の深さが流石だと思う。家元はスペシャルはお祭りみたいなもんだからとよく言っているが、食べ終わった時の不思議な高揚感と安堵感は純正にも上品にも、そしてスペシャルにも共通の感覚だと思う。

ムムム、見事なビジュアル
すべての具材が投入された直後の寸胴の美しさ。そして、久しぶりに見た家元と後藤さんの蟹つぶし。換気用の大型扇風機3台。そうそう、四谷二丁目のペットショップのワンコはロシアのサムエド、名前はレモンちゃん。

そして、明日から17日間の緊急事態宣言。

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