一条流がんこラーメン総本家@四谷荒木町 毛ガニスッポンの頭酒粕スペシャル 数多くの具材が対位旋律に見事なほどにおいしくなっている

具材の独立性と調和の重ね
がんこの旨さの秘密は具材のハーモニー。どれに偏ることもなく見事なアンサンブルにある。そう思い続けていたけど、今日の毛ガニ+スッポンの頭+酒粕+丸鶏をどうやって仕立てるか。初めの一口目、思ったよりもさらりとしてスムーズな口当たり。熱々のスープから香ばしい匂いが立ち昇ってくるからたまらない。出来たての悪魔肉、ネギのシャキシャキ感、ともにこのスープを引き立たせている。

もしかして、いや確実に今日のスープは、対位旋律を思わせる。主旋律=ベーススープに、複数の旋律(毛ガニ+スッポンの頭+酒粕+丸鶏)をそれぞれ独立性を保ちながら、うまい具合に調和させるやり方になっているのではないか。うん、見事じゃないか。

家元〜後藤店長は昨日の方が旨かったと話ししていたけど、いやいや、どうして今日も旨かった。

昨日二つ、今日一つ。
時折小雨。そろそろ、梅雨なのかなぁ…。

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