1984年といえば
グルーポ・ニチェの「Cali Pachanguero」(パーティーの街カリ)がコロンビアを含めて大ヒットでニチェの出世作。個人的には広島勤務から東京本社戻ってきた頃。家元は新宿区と豊島区の境にかかる高戸橋で店を開いた頃。その高戸橋時代から始めたのが牛骨アッサリとコッテリ。今年1/4にスペシャルで復活したが、店到着時に50人以上の行列で断念。そして今日、赤貝15kgを投入したスペシャルで再度復活。
時空を超えた天才的ウマさ
アッサリとコッテリの違いを尋ねると「コッテリは背脂入り」言われ迷わずコッテリ。牛骨のストレートでストロングな味わいと背脂にコーティングされたスープ。一口目で思わずウマいと頷きながら立て続けに五口。口内にうれしさが広がるこの時空を超えた天才的手腕に目が眩んでしまった。
「西早稲田でこのコッテリに出会って家元についていこうといこうと思ったんです」
と後藤さん。なるほど人生を変えて=狂わせてしまうほど踏み込んでくる一杯だった。
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