深夜食堂 ワケアリの男女物語とできるもんなら、なんでも作るよと言って出てくるおいしそうな食べ物に惹かれて一気に全編見てしまった

何を食うかじゃなくて、大事なのは誰と食うかだろう
新宿路地裏の食堂。マスターは小林薫。夜12時から7時ごろまでの営業時間。メニューには豚汁定食のみ、酒は一人3本まで。ただし「できるもんなら、なんでも作るよ」といって、毎回テーマ別にいろいろな食べ物が出てくる。その食べ物にまつわるワケアリ男女の物語と個性的な常連客にゲスト。そのゲストがまぁ、私好みなんだなぁ。

霧島れいか、村川絵梨、安田成美、平田薫、伊藤歩、酒井若菜、前田亜季、東風万智子(真中瞳)、黒谷友香、美保純、谷村美月、つみきみほ、篠原ゆき子、松本まりか、大塚千秋、藤野京子、高岡早紀多部未華子、小島聖

物語では「カツ丼」(最後の親子丼のオチが幸せ感いっぱい)、「肉じゃが」(詐欺師姉妹、前田亜季がバースデイケーキを持って初登場するシーンのはにかむようなかわいさと姉=東風万智子とのやり取りがいじらしくキュート)、「煮こごり」(スワロウテイル以来の大ファンな伊藤歩の美しさと幸せなラスト)が特に好き。

気になりちょっと作ってみた
見ているだけでおいしそうな食べ物がでてくるなんてちょっとため息。赤いウインナー、お茶漬け、ポテトサラダ、たまごサンド、ソース焼きそば、ラーメン、あさりの酒蒸し、白菜漬け、冷やし中華、餃子、メンチカツ、豚バラトマト焼き、春雨サラダ、しじみ汁、きんぴらごぼう、タンメン、、チキンライス、手羽先の唐揚げ、年越しそば、ナポリタン…。贅沢で高級食材も使っていない手軽な数々。気になったのでちょっと作ってみた。

クリームシチュー:冷凍庫にあったのを温めた
長芋のソテー:オリーブオイルで炒めるだけの簡単でおいしい
カレーラーメン:サッポロ一番塩にカレーをトッピング
肉じゃが:鶏モモ塩風味であっさりほくほく
バターライス:熱々ご飯にバター、醤油をひとったらし
お茶漬け:明太子で
サッポロ一番シリーズって45年ぶりに食べたけど意外とイケるじゃないかな
味噌を買いに行く亀戸にカレーラーメンの店(ラーメンハウスすえちゃんっち)があるけど只今長期休業中
肉じゃがは実家も豚肉使用だった
赤ウインナーは2つぐらいは食べてみたい

オダギリジョーの存在
カウンターの端で客の会話を聞きながらぼそっと一言喋る和装男、または小さな派出所の警官。不思議な浮遊感は今放映中の朝ドラの「カムカムエブリバディ」にも引き継がれているようで、次は何をボソボソするのかも楽しみ。

世の中は浮かれ溺れてナイル川…人生舐めんなよ
世の中は二人が良ければ吉野川
世の中は下流中流有栖川…人生舐めんなよ
おもろおて、やがて悲しき踊り子の股から覗くエーゲ海、男の道はローマに続く…人生先走んなよ

人生は、マスター(小林薫)の「世の中はさすらい迷って戻り川…人生舐めんなよ」ということなのかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です