The Beatles REVOLVER Special Edition デミックスによって驚くべきサウンドに蘇る

4トラックで録音
スタジオで新しいサウンドを作り始めたビートルズ。ライブを止める決意はこのアルバム作成前後に生まれたと思うけど、レコーディングの面白さを知って楽しそうなメンバーの顔が浮かんできそう。もともと4トラックで録音された音源を、デミックスという技術で各楽やボーカルを分離した上でリミックス。片側に楽器、もう片側にボーカルというミキシングが、的確に配置され驚くべきサウンドに蘇った。おそらくスタジオではこんな風に鳴って=響いていたんだようと思うと前のめりになってしまう。

ジョージ・マーティンの息子で今回のプロデューサーでもあるジャイルズ・マーティンが解説する動画がUPされているので紹介(2022.12.17 追記)。あくまでもオリジナルへ敬意を表しながらの説明は説得力がある。また、CD2枚分のセッションも聴きどころ満載で、次作のサージェント〜とは異なりバンドとしてドライブしている様子も素晴らしくスリリングだ。

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