東京レコード屋ヒストリー ちょっと読みにくいけど知らないことばかりで興味津々

今はアナログブームだとか
レコード収集から音楽生活が始まった身としては、CDが登場した時にアナログなんか誰もが目も向かない状況だったし、なんで今更感も正直ある。でも、アナログならではの質感=特にジャケットはやはり愛しいとアンビバレントな気分。オーディオの前でじっくり聴くことから、今やApple MusicをiPhoneで聴くことが多い自分の環境が良いのか悪いのか。

図書館で見つけてきた『東京レコード屋ヒストリー』は(話が飛んだりして)ちょっと読みにくいが、知らなかったことばかりで実に興味深い内容。特に渋谷を中心としたレコード屋戦争、吉祥寺の芽瑠璃堂やジョージア、そして六本木WAVEあたりの生い立ちも含め、その渦中にいたので楽屋裏を知ってワクワクしながら読んでしまった。

で、私のレコード屋ヒストリーというと…

・小学生:近所のレコード店でシングル(仙台)
・中学生:美人店員さんに憧れヤマハで初めてS&GのLPを購入(仙台)
・高校生:(仙台)
 特急やまびこで上京し都内のレコード店巡り
  DISK UNION、芽瑠璃堂
  メロディーハウス
  渋谷ブラックホークでネタ仕入れ
 ピーターパンで値引きサービスで購入
 シュワンで海外へオーダー〜船便で到着
・大学時代(吉祥寺
 毎日芽瑠璃堂〜ジョージアをチェック
 たまに渋谷宇田川町TOWER RECORD
 渋谷芽瑠璃堂、CISCO、パイドパイパー
 サルサを知ってからは
 ラテンコーナー、ディスコマニアを定期巡回(吉祥寺DISK INNも)
 河村さんと藤田さんの「サルサ天国」に参加
 SWEEET COCO通販
・会社員(広島)
 SWEET COCO通販
 (給料の半分は注ぎ込んでいた)
 レンタル屋で借りてきてカセットへコピー
・再び東京へ
 SWEET COCO通販
 DESCARGAで海外通販(安価で充実)
 レンタル屋で借りてきてカセットへコピー
 六本木WAVE
 (六本木まで定期を買っていたので週に3回)
 HMV、MOTHER RECORD
 CD時代は他ジャンルも気になり秋葉原
 ポスター特典があるので森高は銀座山野楽器
・今は
 ほとんどamazonなどのインターネット
 (ここ数年間はBOXのみ購入)
 Apple Music

熱気に包まれてレコード屋巡りをしている頃はお金の単位がLP1枚を基準にしていたなんて思い出すと苦笑。それでも、レコード屋巡りで出会った音楽が私自身の価値観や(大袈裟だけど)人間形成の基本だったのかもしれない。

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