Puerto Rico Salsa

そして、いよいよプエルト・リコ編
エクトル・ラボーの歌い方の秘密は、ウィリー・コロンのサウンドはどこから来たのか…その謎解きを始めながらプエルト・リコ編をセレクト。島の魅了を探しながらの、いや私が大好きなサウンドをさらいながら選んでいくのはとても楽しかった。

つんのめりながら、潮の香りがする嗄れた声。どこかローカルな佇まいが、いつの間にかスムーズで高揚感溢れるサウンドに変化する流れで、バンドの歌手たちがそれぞれデビューし一時代を作り上げていく。独特の湿り気の裏側にある一心不乱な情緒も見え隠れするところにも惹かれてしまう。

それが、残念ながら金太郎飴のようなサウンドになり面白みがなくなってしまう。このプレイリストはその直前までで終わらしている。それでも最近の地元のラジオ局のチャートを丹念に聴いていると、そう悲観することもないと考え直している今日この頃。そう意味で、今年一番のヘビーローテンションの「Uno X Uno」を最後に選んでみた。

レコード漁り
Macの打合せ後新宿でレコード漁り。あるところにはあるし、ないところにはない。ええ、なんでこんなに高価なの、そしてなんでこんなに安価なのと、驚いたり嘆いたり。プエルト・リコ編で中心に据え置いていたエル・グラン・コンボの20周年記念二枚組がなんと480円。体を張ってプエルト・リコ・サルサをひっぱて来たこの楽団の歴史をじっくり感じて欲しいと色々とお礼も兼ねてプレゼント。その後、彼はコルティーホの『En New York』を入手(国内盤CD、要助さんのライナー付き)をも入手し、正しい道を歩み始めている…。

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