ASTEROID CITY 出てくる人たちがやっぱりどこかおかしいのは空の色のせいかしら

1955年という時代
誰もが繁栄を信じていた時代。それでも、死への悲しみ、核実験への恐怖、宇宙人の存在などの不安に囲まれていた。架空の舞台劇の製作過程をテレビスタジオ(モノクロ)とワイドスクリーンを往復しながら物語が進行する。入れ子のなっていて分かりにく部分もありけど、着色された空の色とかロケ地に造られた人工的な山とか、ニヤリとするばかり。

おなじみのキャストに加えて、マヤ・ホークス(ユマ・サーマンの娘)を知ることができたし、スカーレット・ヨハンセンの成り切りぶりも愛らしい。あと宇宙人の仕草とか宇宙船の飛び方、エンドロールでも出てくる謎の鳥(途中主人公の娘たちと戯れる)もコケティッシュ。気になり先週に引続き、今週も観てしまったけど、見る度に新しい発見があり、もう一度スクリーンで観ようと思う。

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