2023年を振り返って(ライブ&映画編)

圧倒的な3本のライブ
ようやくチケットが取れたあいみょんのツアー。実は初めて。これまでBlu-rayで繰り返し観ていたけど、やはりナマは違う。コロナがやや落ち着いて声出しも出来るようになって会場の一体感、年齢を超えたAIMたちのそれぞれの楽しみ方、色々とグッズも買ったりしてこれ以上ないほどの満足。ちょうど私がいったライブが収録日だったのでBlu-rayが出るのも今から楽しみ楽しみ。

ボブ・ディランもまた初めての体験。ちょうど出たばかりの『ソングの哲学』を読んでいる最中だっただけに、包み込むようなサウンドに秘められた謎を解くようなライブはかつてない体験だった。『ソングの哲学』は邦題があまり好きではなくオリジナルのままの方がデザイン上もバランスがいいと思うし本質的だと考えるけど、どうだろうか?デッドの「Truckin’」への考察は我が意を得たり。私が観たライブでも演っていたので特にうれしかった(途中まで分からず崩したサビでようやく気が付いた次第)。紹介された曲たちは健太さんがプレイリストを作っていただいたので、そちらを引用しておきます。数ヶ月かけながらじっくりとリストを聴きながら読んでいたのも、今年の収穫だった

 AIMYON TOUR 2023 -マジカル・バスルーム-
  (7/19 東京ガーデンシアター)
 AIMYON TOUR 2023 -マジカル・バスルーム-

  (7/20 東京ガーデンシアター)
 BOB DYLAN ROUGH AND ROWDY WAY

  (4/12 東京ガーデンシアター)

映画はやはりあいみょん初の声優デビュー『君たちはどう生きるか』。しかも憧れていたジブリ映画で主人公の母親を演じる快挙。映画館に響き渡るあいみょんの声が聞こえて来ただけで涙。映像美やテーマに惹かれて何度も映画館に通ってしまった。『アステロイド・シティー』もいつものウエス・アンダーソン調だったが、もう少しひねった分かり難さもあって良かったかな…というのは贅沢な話だろうか。『シン・仮面ライダー』でキュンとしてしまった浜辺美波は、続いて朝ドラ「らんまん」『ゴジラ-1.0』にも出演しキュートな姿を1年中楽しませてくれた。迷走する愛が向かった残酷な結末が美しくも儚い『別れる決心』の異様なほどの美しさとガジェットの組み込み方が印象的だった。

んまぁ、音楽もライブも映画もあいみょんによって本当に楽しめた一年だったなぁ!!!
そして、来年3月公開の『デューン 砂の惑星PART2』(なんと、レア・セドゥも出演!!)が楽しみで楽しみで待ちきれないので、前作をprimeで正月に観ておきたい。