金木犀の香りが呼ぶ誰か

ふと漂う香り
この季節になると金木犀の香りがどことなく漂ってくる。その匂いの元を探すまでもなく通り過ぎていく。晩ご飯を食べながらその話をすると、あらまぁすぐそばにあるという。見上げるほどの樹に無数の花が咲き誇っている。真下にいるよりも、風に乗って漂っている方が香りを感じてしまうのが不思議だ。

あいみょんのファンクラブ限定のダイアリーにも金木犀の話題が。この香りが誰かと(何かと)深い繋がりを持っていたかもしれない、と。年に一度のこの香りが季節の変わり目を知らせてくれるなんて、妙に人恋しくなる。