大越さんと志の輔さんのコラムは気軽に読めても奥深い

報道ステーションの後記
大越さんのコラムは報道ステーションのサイトにある「大越健介の報ステ後記」から、2021.10月から2023.12まで選ばれたコラム。NHK時代から長年目に触れることが多いキャスターの本音に近いつぶやきが面白い。実は、真面目すぎるように見えてやや苦手だったけれども、ああ、こうしてニュースを作っているんだなぁと感じ入ってしまった。

この期間、コロナがあり、ウクライナへの侵略があり、WBCがあり、世の中の動向をどこでキャッチするかは多層な今、こうしたキャスターの考え方も参考になると思う。沢木耕太郎さんとのインタビューでの一言を繰り返してしてしまった。

もう60歳、70歳になったら、何か目標に向かって『生き方』というレールを自分に設定して突き進む必要はないんじゃないか。心地よい自分の『あり方』を連ねていけばいいんじゃないか。

18年間の背丈
一方、志の輔さんのコラムは1996.6月から2014.3月まで毎日新聞の連載から選ばれたコラム。落語のマクラのような語り口が心地よい。原稿の送付がファクスからメール、固定電話から携帯、そしてスマートフォン。今や当たり前のようなことも18年前にはなかったなんて驚きだ。談志よりも志ん朝さんの方が贔屓にしているが、談春や志の輔さんは、また別で、結構好きで気になっている存在。

長い連載には東日本大震災のような価値観を変えてしまうこともあり、志の輔さんの活動も変化していく。最後の章の「縁に学んで」は特に心温まる話ばかりだ。そうそう、志の輔さんといえば「踊るファックス」。いやもぉ、ハラハラドキドキで涙が出るほど笑ってしまう。クリスマスはクスリで盛り上がろう…なんてちとヤバイかな。

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