EL ABC DE DtMF

これで色々と学べるはず
今世界で最も影響力のあるアルバムがバッド・バニーの『DeBÍ TiRAR MásFOTOS』かもしれない。やはり昨年11月のイベントで紹介されていて、なんとか入手できた。序文によると、プエルトリコこれまで何であったか、何であるか、これから何があるかどうかを、アルバムに収録されている17曲を手掛かりに明らかにしていこうとしている。

ネイティブではないので詳しくは分からないが、同じスペイン語圏の人でも、バッド・バニー=プエルトリカンの言葉が分からないことも多く、このような辞書も必要になっているんだと思う。また、島内よりも島外に住んでいるプエルトリコ人が多い問題とアメリカ文化の浸透の問題も浮き彫りにしていくような気がしている。ある意味、アメリカの属国のような日本の問題も透けて見えてくる。

ある意味、先の選挙で最悪の首相を選んでしまったことが、じわりじわりと首を締めてきそうで恐ろしい。そんなことを考えながら、アルバムと同時に発表されたショート・フィルムを見返してみたいと思う。監督俳優のハコポ・モラレスとサポ・コンチェ(絶滅危惧種プエルトリコの象徴であるカンムリヒキガエル)のやりとりも考えさせられてしまう。