ハル・ブレン調の♪ダン、タ、ダンのイントロが開店の合図
いつ頃からだったかよく覚えていないけど、昨年の夏頃から家元のカラオケが流れるようになっていた。初めは「これじゃ〜、なんでもありー」なのかとためらいと不安があったが、アハハ、慣れてくると妙に馴染んできてラーメンを食べに来ているのか唄を聞きに来ているのか分からないうれしさもあったりして。選曲=持ち歌は、演歌ならド演歌ではなくどちらかというとポップ調の演歌、歌謡曲は全盛の70年代を中心としたもの、洋楽は軽やかでいて粘るような節回しなどにいつのまにかすっかりファンなってしまっていた。
気になってしまってちょこちょこ曲名をチェックしていたけど、どうしても分からなかったのが②③④の3曲。大常連の方にセットリストを見せていただき佳山明生と判明(その節はありがとうございました)。早速、オリジナルを選んでApple Musicのプレイリストを作成してみた。残念ながら佳山明生と角川博はないのでYouTubeのリンクから。こういう名曲が当たり前のようにTVやラジオで流れていたいい時代もあったことを懐かしく思ってしまった。
①さらば恋人 / 堺正章 1971
家元がゲンコツを吊るし、ハル・ブレン調の♪ダン、タ、ダンのイントロが始まると、待ちに待った開店、マチャアキのソロデビュー作。北山修の歌詞に筒美京平さんのメロディは素晴らしい。
https://youtu.be/F0XNndRcIAY
②北の恋岬 / 佳山明生 2001
https://youtu.be/vg4QwgAykJI
③わがまま / 佳山明生 1986
https://youtu.be/QpXrWU-QByM
④男のつぶやき / 佳山明生 2003
https://youtu.be/wtUclojlNp8
この歌手は初めて知ったが女心が切ない。契約の関係上サブスクには旧作はなくでYouTube音源で。
⑤街の灯り / 堺正章 1973
ドラマ「時間ですよ」の主題歌。マチャアキは一度だけ知人のパーティーで会いお話をしたけど、おしゃれで感じがとても良かった。
https://youtu.be/iPboSM3dIrQ
⑥黄昏のビギン / 水原宏 1959
ビギンはマルチニークのリズム。永六輔、中村八大のコンビ作。ジャンル毎に細分化されていないいい時代の象徴的なスタンダードとして、ちあきなおみのカバーも有名。
https://youtu.be/lLt-e_spmPA
⑦また逢う日まで / 尾崎紀世彦 1971
筒美京平さんの最高傑作、印象的なピアノリフは本人が弾いているのだろうか?
https://youtu.be/1wBTsuy5UqY
⑧涙ぐらし / 角川博 1976
デビュー作で日本レコード大賞新人賞、日本有線大賞新人賞受賞。
https://youtu.be/M2S7R-aWprA
⑨オンリーユー / プラターズ 1955
1973年に映画『アメリカン・グラフィティ』の挿入歌。
https://youtu.be/omkNsswtQ64
⑩太陽は燃えている / エンゲルベルト・フンパーディンク 1970
オリジナルはキューバのトリオ、エルマンス・リグアル(1961)、その後レイ・チャールズなども歌いスタンダードに。エンゲルベルト・フンパーディンクが英語歌詞を付けて大ヒット。甘く包容力ある歌声が今聴いても説得力がある。
https://youtu.be/tjTCD-_ItHs
https://youtu.be/EbWXIgYkeWc
⑪酒とバラの日々 / アンディ・ウイリアムス 1963
オリジナルは同タイトルの映画の主題歌(ヘンリー・マンシーニ作曲)。アンディ・ウイリアムスがカバーして大ヒット。
https://youtu.be/5jKIHnAnouU
https://youtu.be/g823dAO_IGU
⑫アンチェインド・メロディ / ライチャスブラザーズ 1965
フィル・スペクターがプロデュースしたバージョンが映画『ゴースト』で使われ再び大ヒット。残念ながら家元CDには未収録。
https://youtu.be/Gk0eVqsZ9G8
⑬最後の恋 / トム・ジョーンズ 1967
ダイナミックでソウルフル・セクシーなボーカルで日本でも大人気。トム・ジョーンズ・ショーはアンディ・ウイリアムズ・ショーと共に日本でも放映確か会場の女性ファンからハンカチを受け取り汗を拭いた後に戻すことをなんとなく覚えていいる。子供心ながら(胸毛も)スゴイ歌手だなぁ…と思いながら見ていた。
https://youtu.be/rATh0CfhjGs
⑭煙が目に染みる / プラターズ 1958
1973年に映画『アメリカン・グラフィティ』の挿入歌。
https://youtu.be/H2di83WAOhU
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