かぐわしい歌声が情景を映し出す
夏の思い出をたどるために一人浜辺にやってきた。月、影、鳥の鳴き声、灯、寄せる波。目の前に情景が浮かぶような歌詞に、ふくよかでかぐわしい歌声。夏になると急に思い出して聞きたくなるのが日野てる子の声。深いアルトから舞い上がるようなファルセットまで、何度聴いても心揺り動かされてしまう。間奏はスキャットというのも妙に泣かせて静かな余韻が美しい。
8トラ
この曲は父親が乗っていたブルーバード410(今調べたらなんとピニンファリーナがデザイン)に搭載された8トラだったような気がする。寒い日はフロントバンパーからクランクを回してエンジンスタートしてたこともあったハズ。カセットデッキが普及するまでは、この8トラが全盛だったし、トラックが変わるガシャンとした音も妙に覚えている。
ビーチサイド
曖昧な約束をしたので何時間も待っていたり、異国のビーチで知り合い意気投合。ブラジル産の水着もまぶしい。ボードの上でうとうとしてたら背中が痛くなるほど赤くなったり、部屋から数歩のビーチでシャンパンを飲む日々にも終わりがあった。北を目指したのにハイウエイー周して元に戻ってみたり。新宿徘徊で見つけたブロマイドのせいだろうか、ビーチサイドでの色々な出来事を想い出しては苦笑。
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