

包丁探しはこれで終止符
何度か合羽橋をウロウロし、例えば釜浅商店で色々手に取ったり説明を受けても踏ん切りがつかずそのまま。それでいて普段使いの包丁は、30年近く使っている包丁たちは研いだ直後はよく切れるが、やはり切れ味が悪く調理の楽しさも半減。
そんな折、5月の古今東西かしゆか商店(雑誌特集とリアルストア)で見つけたのがタダフサの包丁。三徳か牛刀、サイズ(180/210)など悩むこと数ヶ月で、かしゆかが選んでいた「青紙鋼口金付梨地洋包丁牛刀刃渡り180mm」に決定。タダフサのサイトをチェックしていてしばらく欠品中だったが、運よく在庫があり発注〜1週間で到着。
手に持った感触もバランスよく、何よりもスパッとした切れ味に惚れ惚れ。工場の方々が「よく切れる包丁と工場の方々がきっぱり」と断言しているのに偽りなし。調べてみると、青紙鋼は、刃材に高炭素鋼の一種である「青紙鋼」を使用し、高い硬度と耐摩耗性を持ち、長時間の使用に耐えるため刃の持ちが良いのが特徴。梨地は表面に細かな凹凸を持たせることで、金属の光沢を抑え、独特の落ち着いた雰囲気を演出させ、切った食材が刃にくっつきにくくなるという実用的な利点もある。
プロも使っている包丁で、おいしい料理を作る喜びが励みになっている。うん、いつか燕三条にあるファクトリーショップや工場見学に行ってみたいと考え始めている。
■包丁工房タダフサ
https://www.tadafusa.com