大徳家@千倉 新しいお店、変わらぬ笑顔と心尽くしのお寿司が生む多幸感

考えてみれば8年振り
大将が何度も話していたのが東京の有名店で修行をしている息子さんと並んで寿司を握るのが夢だと。新しく移転したお店はなんと私たちを千倉に呼び込んだSound Caféの真横、瀬戸浜の手前。まっさらな檜のカウンターが眩しく、ずらりと並んだお酒、そして変わらぬやさしい笑顔。息子さんもお嬢さんもキリッとしながら、新しいお店の佇まいに溶け込んでいる。

まずは白子ポン酢、刺身盛り合わせ、絶妙の塩加減なブリカマの天火焼き、寿司屋のザーサイ。お酒を農口(以前ここで知った)に変えて、次々に握っていただいた。活〆縞鯵(いくら乗せ)、しんこ、黒むつ炙り鮨、生ウニ、本鮪の腹とろ、煮あなご…締めは団子汁。数年ぶりに再会した新政No.6もうれしかった。そして、熟成した肝の甘みが際立つお土産の地イカ塩辛のなんとおいしいことか。

今度、いつ行けるかなぁ。次回が楽しみすぎる。