自分を愛してくれた者のために
ユニコーンの子供ユニコは記憶を失ったまま時空を超え、様々な場所で出会いを繰り返す。自分を愛してくれた相手には、不思議な力を使い問題を解決してしまう。その前後には再び西風の精ゼフィルスによって新たな世界へ旅立つ。
1976〜1979年に『リリカ』で連載されていた原画を丁寧にスキャンし豪華な特装版としてリメイク。大胆なフレーミング、人間愛、環境問題、差別(人種、男女)、いまでこそ読みたいテーマが次から次へと展開される。手塚治虫は幼い時の鉄腕アトムから始まっていたが、ユニコにも不変の素晴らしさがありちょっと夢中で読んでしまった。
プロローグ
西風の精ゼフィルス
野牛の丘う
ティッピとメアリ
るわしのロゼリア
ロゼリアと醜い顔の父親、そしてルピナス
ほうきにのったネコ
チャオが救う森
くろい雨と白い羽
チコと花や果物や動物の精
ふるさとをたずねて
ママとお姉さん
アゼンスの牙
スフィンクスの子供ピロ
一夜だけの舞踏会
マシューカと警察長官
ひとりぼっちのユニコ
悪魔クン
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