私の羅針盤
それは不定期ながら心のこもった、笑いと涙のライナーと共に届けられるサルサのコンピレーション。プエルトリコから始まりカリブ海巡り、ボビー・ヴァレンタイン物語、コロンビアの夜明け…。それはまるで、捻れて悪意に満ちた世の中をくぐり抜けていく私の羅針盤のようだ。
不思議なことに未だにお会いしたことのないピポさんなれど、奇しくも同い年で聴いていた音楽(サルサ以外も)似通っていて江戸にも近しい。もしかして今はなき大阪スイート・ココでもすれ違っていたかもしれないと思うと妙な親近感も。
このアルバムを選んだと思いきや私と違った曲選び。それが全体の流れに心震えるような瞬間を生んでいる。いや〜、マイったなぁ、流石だなぁ…毎回としみじみ。
例えば、100-B1の④〜⑥、100-B2の④〜⑦に舌なめずり。各CDの締めのマリオ・オルティス、レブロン・ブラザース。セリア・クルースもピリリと効いているくる。しかも、100-B3の⑨〜⑪からの流れをカーノから始めるなんて憎たらしいほどだ。
年末年始の盛りだくさんの見たくも聞きたくもないTVの騒音をシャットアウトして、どっぷりと浸りたい…。
■100-B1
①Eddie Palmieri
②Charlie Palmieri And Meñire Con Salsa y Sabor
③Charlie Palmieri & His Orchestra
④Tito Allen A Los Muchachos
⑤Angel Canaies
⑥El Coujunto Clasico
⑦Tommy Olivencia
⑧Willie Rosario
⑨Raphy Leavitt Orquesta La Selecta
⑩Mulenze
⑪Mario Ortiz & Su Orquesta
■100-B2
①Impacto Crea
②Orquesta Nater
③La Jamana Alfredo Vargas y su Orquestra
④Pedoro Arroyo Y La Orquestra
⑤Rubby Haddock
⑥Orquestra Borinquen
⑦Orquestra La Terrifica
⑧Corporacion Latina
⑨Zodiac
⑩The Lebron Brothers
■100-B3
①Ismael Rivera & Sus Cachimbos
②Marvin Santiago
③Tito Rojas
④Tiro Gomes
⑤Ismael Quintana
⑥Adalberto Santiago
⑦Frankie Hernandez
⑧Lalo Rodriguez
⑨Cano Estremera
⑩Juan Manuel
⑪Cheo Feliciano
⑫Jonny Pacheco & Pete “Conde” Rodrigues
⑬Willie Colón
⑭Ruben Blades
⑮Celia Cruz
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