気難しい、実はそうじゃない
開店直後、すぐにカウンターへ案内されたのはラッキーだったのか、あっという間に数人の行列。注文後に、ルーを整えチキンを焼き始める。なるほどこういうアプローチもあるのだな、と無駄のない動きを見ながら感心することしきり。気難しいとの評判も、カレーに向き合う真摯な姿とすれば当然のことだろうと思う。
一皿に様々な表情
下から時計回りに、インドカレー、ニラ、ご飯(ドライカレー+フライドオニオン)、パクチー。インドカレーの下には圧倒的な存在感のチキン。さらりとしたルーは私好み。辛さ3(中辛)のためか激しさは感じなく、かえって酸味と甘味の持ち味を同時に知ることになり実においしい。
ご飯をくずしてニラと合わせれば野菜が引き立ち、チキンを頬張れば表面カリカリ中ジューシーさを味わえる。パクチーの香りと歯ざわりも心地良い。さりげないカスリメティもカレーの風味を引き立たせている。
ドライカレーにはこんにゃくも入ってるというがよく分からなかったので、近いうちになるべく早めに再訪して(次は5か8辛+牛すじ、または野菜+ラムそぼろ)色々と確かめてみたい。そうそう、Twitterでも紹介されている双子の赤ちゃんが愛くるしい、背中でも語っていた。
■カレーノトリコ
東京都千代田区神田鍛冶町3-5-3
メトロ銀座線神田駅5番出口から徒歩3分
https://twitter.com/currynotrico
https://forzastyle.com/articles/-/56125(インタビュー記事)
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