麺屋ひょっとこ@有楽町交通会館店 和風柚子焼豚麺 余韻の残る味わいは有田焼の器のせいだろうか

気になっていたお店
有楽町交通会館は1Fの本屋にはしょっちゅう行くけどくまなく探索したことはなかった。前から気になっていた店があるので地下に降りてみた。小さな店がぎっしり詰まっていてクラクラしそう。近所のサラリーマンのランチタイムはほぼここ!って感じの、トンカツ屋、洋食屋、蕎麦屋などに並ぶ皆々が楽しそうに笑っている。ちょっとニュー新橋ビルに似ているだろうか。その一角になるのが、前から気になっていた「麺屋ひょっとこ」だ。

カウンター席7人中女性が4人の客層。そのワケは食べてみて分かった気がした。あっさりとした優しめの味わい、丁寧に揃えられた細麺、三つ葉、玉子、ねぎ、シナチク、そして真ん中に存在感のあるホロリとした焼豚。極め付けはトッピングされた柚子。このフォトジェニックな姿に魅了されたのでしょうか。がんこの上品ラーメンを食べ慣れた私のは、やや薄めと感じるが、私の味覚をリセットするかの穏やかな佇まいがいっぺんで気に入ってしまった。

厨房は左手に洗い専門が一人、右の一人がワンオペで調理。その無駄のない動きをぼんやりと眺めていると気になったのが器に施された金継ぎ。それが、一つではなく数個の器にも確認された。その器について調べてみると、有田焼「究極のラーメン鉢」と判明。そうか、割と高価な器を手直しながら大事に使っているのかと思い、そういえば器を持った時の感触がいつもの鉢と違うことも思い出した。こうした部分にも女性客が多い理由があるのだろう。

こ日比谷で映画鑑賞後のこれからの定番になりそうなお店。次はどんな器なのだろうか、気になった茶飯はどうだろうか…フフフ、どうやら、楽しみが増えてしまったようだ。

■究極のラーメン鉢
https://www.marubun-shop.jp/?mode=cate&csid=0&cbid=2482556