ちゅるんとした麺とワンタンがたまらない
厨房の奥で三代目(息子さん)が自ら作った自家製麺を大鍋で茹でる。茹で具合を何度も確認している姿が美しい。平ザルで麺上げされた麺はちゅるんと心地いい。ワンタンもトゥルリンとしてながら、豚肉の旨さがぎゅっと詰まっていて、うん、私好み。醤油で煮込んだチャーチューもまたしっとりとして、じゅわっと滋味が溢れてくる。
がんこや花木さんに馴染んだ舌にはスープは、はじめはやや物足りなく感じたが、このチャーシューの旨味が溶け出してくると、いやぁ、負けじとおいしいものだ。
早くて明後日人形町の帰り、とことんシンプルな冷やし中華にするか、背脂濃いめにするか、今から迷っている。
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