
なんだ、そうだったのかと膝を打つ
憧れのアルファロメオが納車された頃、心はすっかりキューバ人の心を持ったイタリア人を目指していた。食生活も一新、イタリア料理のレシピ本を数冊集め、そのお店に行きながらレシピ本を参考にイタリア料理を作っていた。当時は近所には食材も少なく、わざわざ青山の紀伊国屋にも出かけていた。落合さんのパスタのレシピ本はもうボロボロになってしまった。二人が休みの時は、落合さんのレシピで大量にミートソースを作り冷凍保存していたほどだった。
今は、和食中心の生活で「笠原将弘のまかないみたいな自宅飯」から作ることが多い。初めて作ってみた「スパゲティ和風ミートソース」がとんでもなくおいしくでき、作った奥様も「これまで食べていたミートソースはなんだったのか」と目から鱗。
材料
玉ねぎ、にんじん、椎茸のみじん切り、合挽き肉
1cm角のレンコン(里芋がなく冷蔵庫にあった茄子を代わりに)
だし、醤油、みりん、砂糖
トマト(ホールトマトが嫌いなので生トマトでフレッシュに)
普段は、ミートソースの中に茹で上がったパスタを入れあえる代わりに、パスタの湯を切った後にフライパンの中でバターに絡める。パスタを器に盛り、ミートソースをかけてパルメザンをたっぷりとかけて完成。別々に盛り合わせてみると、バターがパスタ本来の味わいを引き出し、少しずつミートソースを混ぜ合わせることで楽しみとおいしさが味わえる。レンコンのシャキシャキ感、ナスのフワフワ感、食感の違いがとてもよかった。これまでになかった新感覚に二人で驚きニンマリ。
簡単えびチリとえびマヨ
たっぷり野菜にふわっとのせた二種類のえび。これは何度か作っているけど、えびチリオイスターソース、えびマヨは蜂蜜でコクを出すのがポイント。特にえびチリは炒めないことが、爽やかな味を生んでいる。おいしさが支えているのは、いつも奥様がえびの下ごしらえを丁寧にしているためで、こういうところに料理の基本が備わっていると感心している。
「目から鱗」とか「膝を打つ」、普段使わない言葉。学生時代に付き合っていた子から、こういう言葉を知らなすぎるとたしなめられたことを急に思い出してしまった。「当たり前田のクラッカー」「ちぃ〜とも知らなかったワァ」なら知っているけどと言い返したかもしれないけど、もう覚えていない…。でも、和風パスタでそんなことも色々思い出してしまうなんて。そうそう、和風パスタといえば「壁の穴」。渋谷にレコード漁りに行ったたび、よく立ち寄ったものだ。











